「COALSACK」(石炭袋)80号 2014年12月1日
定価:1,080円(送料込)
COAL SACK(石炭袋)80号目次
扉詩 松本高直 コンポジション・二足歩行
詩 平井達也 電話ボックス
うおずみ千尋 福島のひと
福山重博 成果/漂流/保存Ⅰ/保存Ⅱ/
小指/さすらい/眠る
有馬敲 ほら吹き将軍2014
青柳晶子 挽歌
淺山泰美 それから
崔龍源 黙示
籠空朋果 光線/のこったモノ
音月あき子 鬱ムキパーカー/電灯昇る
北原亜稀人 葬送行進曲
速水晃 生きもの百態(2)
榊原敬子 変転(見知らぬ街へと)
山本聖子 試運転
奥主榮 袋の土地シリーズ袋屋敷の座敷牢
羽島貝 午後三時五十八分のデスクワーク/
アドレス
中林経城 逃走
末松努 日課
井上優 NちゃんとS君へのラプソディー
武中義人 アンドロメダからの通信④
詩論
高橋郁男 詩のオデュッセイア ―ギルガメシュ
からディランまで、時に磨かれた古今東西の詩句・四千年の旅 第五回
詩人論
奥主榮 有馬敲研究「未踏の沃土」第十一回
尾崎寿一郎 ランボーをめぐる諸説(11)
平井啓之のランボー
詩論
尾崎寿一郎 『イリュミナシオン』解読(3)
客寄せ道化
鈴木比佐雄 浜田知章・鳴海英吉・木島始・宗左近からの呼び声『平和をとわに心に刻む 三〇〇人詩集―十五年戦争終結から戦後七十年』に向けて
特集記録
第七回 鳴海英吉研究会・市川の詩人たち
〈第一部 研究講演〉
大掛史子
「没後十四年、全詩集刊行十二年の鳴海英吉」
鈴木文子
「鳴海英吉の『慰安婦』詩とアジアの視点」
尾内達也 「鳴海英吉と日蓮宗不受不施派」
新延拳 「宗左近の詩と俳句」
〈第二部 スピーチと鳴海英吉の詩の朗読〉
福山 重博
たけうちようこ
詩
小山健 異国 黄昏をまとう公園にて/
さえずり/午後 眠り
鳥巣郁美 透かし視たのは/秋冷
宮川 達二 海辺の墓地―水戸部アサイへ―
みうらひろこ 最後の校歌/ふるさと―ガラ系
やまもとれいこ オリーブ石鹸
山口修 第三惑星だより 二〇一四年夏
こまつかん 鬼神
木村孝夫 猫
志田昌教 純愛死臭/永遠の真似事
黄昏にさようなら
中原かな 猫日和
矢城道子 三星/
他人を非難しているようなときは
登り山泰至 晩夏の渇き
若宮明彦 オリーブ風
佐々木淑子 奏、奏 奏 奏
田中作子 今を歩く
結城文 赤いキリスト
秋野かよ子 砂浜/ひと文字
井川水穂 交差
山﨑夏代 いまという瞬間
根本昌幸 願い/虫の鳴く夜/空
酒井力 水の行方
日英詩
尾内達也 うう
翻訳詩
趙明 オオムラサキと子供たちの庭園/涙がうるうる 星たちよ/「詩評」
権宅明 訳/佐川亜紀 監修
シェダ ヘナ ババール アリ著『未知を訪ねて』より
結城文 訳
ロミー・リー、尾内達也 詩をめぐる対話
尾内達也 訳/解説
時 評
佐相憲一 ジャーナリズムの現状と詩人の平和の声
詩集評
若宮明彦 詩の〈投壜〉よ、心の渚に届け
詩誌評
山口修 二〇一四年春から夏に発行された詩誌から
エッセイ
福山重博 カラスよ鴉、大鴉、烏のおはなし好き
ですか?
─E・A・ポオという長い影
北畑正人 詩人の俤
宮川達二 ノースランド・カフェの片隅で
―文学&紀行エッセイ―
連載 第2回 アラン島の虹 文と絵
矢城道子 曼珠沙華
秋野かよ子 トビハゼ
浅山泰美 夏の日に/猫の主治医
金田茉莉 子どもの命を護らなかった国
畑中暁来雄 パトリオット断想
外村文象 今年の夏は大荒れ
|八十歳の日記
奥憲太×中村純 往復書簡 ⑤
憲亮へ―平和のために生まれてきた私たちの息子へ―
小詩集
原詩夏至 『4コマ詩集(Ⅵ)(Ⅶ)』
小 説
黄英治 前夜 第五回
追悼文
鈴木比佐雄 追悼―大原勝人さんへ
鈴木比佐雄 追悼 ―安永圭子さんへ
詩
竹森絵美 途上/日曜日だった
勝嶋啓太 友人が夜中に電話をかけてきた/食慾と性慾
中村花木 フリーズ
洲史 田を崩す
二階堂晃子 変わらない/絆されまい
坂本梧朗 身体詩集(2)
荻野央 骨風譚
たけうちようこ SAYAKA映画『みえない手錠を
はずすまで』を観て
高畑耕治 原爆、横顔の月に/月を呼ぶ
原爆、月は忘れない
杉本知政 消えゆくものへの挽歌
木島章 うちのヤツ
古城いつも かあさん/幻影記/
豊穣のテーブル
片桐歩 戸隠地方/楢の木/林道
中道侶陽 明くる青/白浜/永眠/月
松尾静子 母へ/秋―病窓より密かな想いへ/北国の少女
星清彦 巨石粉砕計画
児玉智江 空へのたより・大動脈瑠手術/
あっぱへのたより・大動脈瘤手術
皆木信昭 老い その5
外村文象 孫の日
大野悠 蟬/くちなしの花
石村柳三 《足の眼》の毒舌/毒舌精神の詩
佐相憲一 月食
鈴木比佐雄 柿狩りと栃の実
書 評
石村柳三
中村花木 『現代の風刺25人詩集』
福山重博
山﨑夏代 『水・空気・食物300人詩集』
武西良和
橋爪さち子 吉田博子エッセイ集
吉川悠子 『夕暮れの分娩室で』
宮川達二 中村花木詩集
志田昌教 『奇跡』
上野都 李美子詩集
山本聖子 『薬水を汲みに』
速水晃 守口三郎詩集『魂の宇宙』
音月あき子
勝嶋啓太 『SNSの詩の風41』
こまつかん
三島久美子 『生きぬくための詩68人集』
なべくらますみ
高炯烈詩集『ガラス体を貫通する』
丸山由美子 吉見正信著作集第一巻
『宮澤賢治の原風景を辿る』
宮崎直樹 復本一郎著
松田ひろむ 『江戸俳句百の笑い』
原詩夏至 勝嶋啓太詩集
『来々軒は どこですか?』
佐相憲一 有馬敲詩集『ほら吹き将軍』
佐相憲一 若宮明彦詩集『海のエスキス』
編集後記 佐相憲一
編集後記 鈴木比佐雄
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